2015-12-20から1日間の記事一覧

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹

村上春樹の一番新しい長編である。もう二年近く前に出版されているが、図書館の予約の順番を待っていたので、こんな時期になってしまったのだ。 読んでみると相変わらず、面白い。一晩で一気に読んでしまった。高校時代の四人の友人から付き合いを断られた理…