2015-10-05から1日間の記事一覧

江戸300年「普通の武士」はこう生きた 八幡和郎 臼井嘉法

武士というと特別の倫理観を持った人間のように思われるが、小説等で描かれる武士は、特別な存在であろう。 実際の武士は、やはり現代人と同じ生身の人間だったことは、間違いない。 小説やドラマで描かれる武士像は、ある意味では、ファンタジーの主人公で…

もう一つの維新史ー長崎・大村藩の場合ー 外山幹夫

幕末期の諸藩の動きというのは、いろいろ興味深いが、この本の舞台になった大村藩は、よくドラマや映画の幕末ものに出てくる薩摩藩、長州藩に比べるとなじみがないものでしょう。だが、この本によると尊王派と佐幕派との争いが大村という2万7千石の小藩を…